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デュベ Jean Duvet

世界大百科事典 第2版の解説

デュベ【Jean Duvet】

1485‐1576
フランス16世紀を代表する腐食銅版画家,金銀細工師。ラングールに生まれる。一角獣を題材とした6点の作品により〈一角獣の版画家〉とも呼ばれる。初期にはM.ライモンディやA.マンテーニャらイタリアの版画家の影響を受けた。また,当時プロテスタントの牙城であったジュネーブにたびたび住んだ。1561年,リヨンで《黙示録図説》を出版。これには22点の黙示録連作のほか,聖ヨハネの姿で表された自画像を含んでいる。独創性が極めて濃く,《黙示録》では,デューラーのそれを参考にしながら,奥行きの浅い稠密(ちゆうみつ)な画面を,よじれたマニエリスム的身体とむしろ古典的な容貌を持つ人物たちが占めている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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