トリフェニルホスフィン

化学辞典 第2版 「トリフェニルホスフィン」の解説

トリフェニルホスフィン
トリフェニルホスフィン
triphenylphosphine

C18H15P(262.28).(C6H5)3P.三塩化リンと臭化フェニルマグネシウム,あるいはフェニルリチウムとの反応で得られる.無色の板状結晶.融点80.5 ℃,沸点377 ℃(不活性ガス中),188 ℃(133 Pa).1.194.pKa 2.30.有機溶媒に可溶.ハロゲンと反応して付加物を与え,ハロゲン化アルキルと反応してホスホニウム塩を生成する.ウィッティヒ反応試薬,緩和な還元剤,ウィルキンソン錯体のような低原子価遷移金属錯体の配位子など,合成化学に有用な試薬である.LD50 800 mg/kg(ラット経口).[CAS 603-35-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む