20世紀西洋人名事典 「ナット・コール」の解説
ナット・(キング) コール
Nat(King) Cole
1917.3.17 - 1965.2.15
米国のジャズピアノ奏者,歌手。
アラバマ州モンゴメリー生まれ。
本名Nathaniel Cole。
別名Nathaniel Adamas Coles。
少年時代にプロ入りし、1939年にキング・コール・トリオを結成し、スマートな演奏で好評を得る。’46年にはエスクァイア誌のピアニスト部門で金賞を受賞するなどピアニストとしての才能を認められていたが、’48年に「ネイチャー・ボーイ」の大ヒットにより、’50年代からは主に歌手として活動する。また、映画「セントルイス・ブルース」に主演するなど幅広く活躍したが、’65年悪性腫瘍のため死去。作品は他に「ペーパー・ムーン」(’45年)、「モナ・リザ」などがある。長女ナタリー・コールも歌手として活躍している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報