ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニオビーデの画家」の意味・わかりやすい解説 ニオビーデの画家ニオビーデのがかNiobid Painter 古代ギリシアの赤像式陶画家。アッチカ地方で前475~前450年頃に活躍。パリのルーブル美術館所蔵のニオベの子らを描いたクラテルからこの名前で呼ばれる。この絵の,人物を土坡(どは)によって上下に配分する遠近法的な表現から,この画家が,当時の大壁画画家ポリュグノトスやミコンと最も近い関係にあり,最も野心的な陶画家であったことがわかる。(→赤像式陶器) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by