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ニハイチュウ Dicyema misakiense

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニハイチュウ
Dicyema misakiense

中生動物門桑実綱菱形目ニハイチュウ科。多細胞動物として最も簡単な体制を有し,原生動物後生動物の中間的な存在とされている。細長い繊毛虫のような外見をしており,大きいものでは体長 3mmほどになる。体表に長い繊毛をもった 25内外の細胞が1層に並び,体内に1または数個の軸細胞がある。体の前端の8細胞は小型で密生した繊毛をもち,極帽と呼ばれる。イカやタコの腎嚢内で寄生生活をするが,宿主の組織を破壊することはなく,まったく無害の寄生虫と考えられている。世代の交代を行う。

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世界大百科事典内のニハイチュウの言及

【中生動物】より

… 中生動物は,菱形(りようけい)類Rhombozoaと直游(ちよくゆう)類Orthonectidaとに分けられる。菱形類はミサキニハイチュウ(二胚虫)Dicyema misakiense(イラスト)で代表されるが,これは体長0.5~0.6mmで細長く,25個ほどの細胞からできており,全身が繊毛でおおわれている。体の前端には小さな極細胞が区別される。…

※「ニハイチュウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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