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ヌクテー ヌクテー

大辞林 第三版の解説

ヌクテー

〔朝鮮語〕
オオカミの一亜種、チョウセンオオカミの異名。体長約1.2メートルで全身灰褐色。朝鮮半島・シベリア・中国などに分布。時には別属のアカオオカミと混称することもある。勒犬。ヌクテ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヌクテー
ぬくてー
[学]Canis lupus chanco

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。ヌクテーは、オオカミの中形亜種チョウセンオオカミ(チベットオオカミ)の朝鮮名であるが、ときにドール(アカオオカミ)をも混称する。体長90~130センチメートル、肩高62~76センチメートル、肩毛10~12センチメートル、体側毛4~6センチメートル、下毛が長い。ニホンオオカミより大きく、四肢が長く、吻(ふん)がはるかに細長い。体毛は北方の亜種より黄色みを帯び灰黄褐色、背筋に端の黒い毛からなる暗色帯があり、口の周り、のど、頬(ほお)は白く、目の周りが淡色。ときに全身黒色のものがある。トルコ、イランから天山山脈、ヒマラヤ地方、チベット、中国大陸の中部と北部を通り、朝鮮半島、沿海州まで分布する。朝鮮半島ではほとんど全域の山地に出没する。[今泉吉典]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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