ネガワット取引(読み)ネガワットトリヒキ

デジタル大辞泉 「ネガワット取引」の意味・読み・例文・類語

ネガワット‐とりひき【ネガワット取引】

電力消費者節電自家発電によって需要量を減らした分を、発電したものとみなして、電力会社が買い取ったり市場で取引したりすること。→ネガワット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「ネガワット取引」の解説

ネガワット取引

電力需要が急増した場合、電力会社が事前に契約した企業に節電を求め、安定供給を維持する仕組み。発電所が新たに生み出す電力と同じ価値があるとみなし、協力した企業に電気料金を割り引くなどの対価を払う。発電所を稼働させるよりも迅速に対応できる。ネガワットは、「負」を意味するネガティブと電気単位であるワットを組み合わせた造語で、「負の消費電力」を意味する。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android