すべて 

ハクジラ類(読み)ハクジラるい(その他表記)Odontoceti; toothed whale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハクジラ類」の意味・わかりやすい解説

ハクジラ類
ハクジラるい
Odontoceti; toothed whale

哺乳綱クジラ目ハクジラ亜目の動物総称。9科約 70種から成る。体長 1.2~19m。噴気孔は1個。生涯を通じて歯をもつが,切歯犬歯臼歯などの分化はなく,すべて同じ形である。また歯が歯ぐきの中にうずまって外に現れない種もある。歯の数も種によって変化に富み,左右下顎に1対しかないオウギハクジラから,上下顎とも片側 50~62本生えているラプラタカワイルカまでさまざまである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「ハクジラ類」の意味・わかりやすい解説

ハクジラ類 (はくじらるい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハクジラ類の言及

【クジラ(鯨)】より

…ヒゲクジラ類では頭部に感覚毛を残す。
[分類]
 クジラ目はムカシクジラ類,ヒゲクジラ類,ハクジラ類の3亜目よりなる。 ムカシクジラ類Archaeocetiは,第三紀始新世初期に,地中海から東アジアに広がっていたテチス海で発生し,漸新世初めに絶滅した。…

※「ハクジラ類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む