山川 世界史小辞典 改訂新版 「ハノーヴァー朝」の解説
ハノーヴァー朝(ハノーヴァーちょう)
1714~1901
イギリス王家。1701年の王位継承法によりアン女王没後,ジェームズ1世の孫にあたるハノーヴァー選帝侯妃ソフィアの子ジョージ1世が即位してこの王朝を開き,イギリス王位とハノーヴァーの君主の位を兼ねた。ヴィクトリア女王に至って,ハノーヴァーでは女子の相続を認めなかったため,同君連合は解消。イギリスの王朝名も次のエドワード7世からサックス・コバーグ・ゴータ家に変わった(1901年)。1917年さらにウィンザー家と改称して現在に至っている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報