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バイオマスプラスチック ばいおますぷらすちっく biomass plastics

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知恵蔵2015の解説

バイオマスプラスチック

トウモロコシやジャガイモなどのでんぷんや糖類を乳酸菌で発酵させ、さらに科学的に結合させて作られる植物性樹脂「ポリ乳酸」を使用した環境配慮型のプラスチック京都議定書の発効により、地球温暖化対策に乗り出す機運が高まる中、生産時の二酸化炭素排出量が少ないバイオマスプラスチックを利用した製品が注目を集めている。廃棄された場合でも最終的には土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解される「生分解性」を持っており、石油資源の枯渇や脱温暖化、リサイクルの観点からも有効な資源と見られ、すでに、パソコン携帯電話、複写機などの電子機器に使用され始めている。また、食品のパッケージや鶏卵の容器、ラベル、包装材、食器、レジ袋などにも使われ始めており、2006年度から製品にどの程度バイオマスプラスチックが含まれているかを審査・認定する「バイオマスマーク」も始まる。拡大の最大のネックは、原材料となる植物性樹脂素材の価格が高いことで、コストダウンが課題である。

(竹内文則 富士常葉大学教授 / 森岡英樹 金融ジャーナリスト パラゲイト・コンサルタンツシニア・リサーチ・アソシエイツ / 2007年)

バイオマスプラスチック

生分解性プラスチック」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

バイオマス‐プラスチック(biomass plastics)

バイオプラスチック

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農林水産関係用語集の解説

バイオマスプラスチック

バイオマス由来のプラスチックをいう。これまで、「バイオベースポリマー」、「植物プラスチック」、「バイオプラ」など、様々な用語が用いられており、統一的なものはなかった。代表的なパイオマスプラスチックには、でんぷん樹脂、ポリ乳酸(PLA)がある。

出典|農林水産省
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バイオマスプラスチック
ばいおますぷらすちっく
biomass plastic

石油ではなく再生可能な有機資源(バイオマス)を原料とするプラスチック。多くが微生物の働きにより分解される生分解性プラスチックの性質をもつほか、植物由来のバイオマスを原料とする場合は温室効果ガスの発生が抑制されるなど、石油由来のプラスチックと比較して環境負荷が小さい。トウモロコシやサトウキビがおもな原料であるため、生産は限られているのが実情である。バイオマスプラスチックを普及していくためには、食糧資源と競合しない食品廃棄物や廃木材、間伐材などの未利用バイオマスの利用技術の開発が課題である。バイオマスプラスチックを利用した製品としては、包装材や文房具、携帯電話やパソコンの筐体(きょうたい)などがある。業界では一定の基準に適合する製品に「バイオマスプラスチック識別マーク」を表示している。なお生分解性プラスチックには石油由来のプラスチックも含まれるため、バイオマスプラスチックとは区別される。[山本耕平]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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