バベル大聖堂(読み)バベルダイセイドウ

デジタル大辞泉 「バベル大聖堂」の意味・読み・例文・類語

バベル‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【バベル大聖堂】

Katedra Wawelska》ポーランド南部の都市クラクフの旧市街南端部、バベル城にある大聖堂。11世紀の創建以降、増改築が繰り返され、ゴシックルネサンスバロックなどさまざまな建築様式が混在する。16世紀にポーランド王により建造されたジグムント礼拝堂は、同国屈指のルネサンス建築として知られる。歴代のポーランド王の戴冠式が行われたほか、国王や歴史的英雄の多くが地下墓所に埋葬されている。1978年、「クラクフ歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android