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バルド・トエ・ドル Bar do thos grol

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世界大百科事典 第2版の解説

バルド・トエ・ドル【Bar do thos grol】

チベットの密教文献。〈エジプトの“死者の書”〉に対して〈チベットの“死者の書”〉と通称される。正式の題名は《“安寧神と忿怒神を観想することにより自己を解脱させる深遠なる宗教書”の中より,中有(ちゆうう)(バルド)の状態での聴聞(トエ)による大解脱(ドル)》。チベット仏教の祖聖パドマサンババ(蓮華生)によって著され,セルデン河畔のガンポダル山に秘匿された埋蔵経(テルマ)の一つで,その後パドマサンババの第5の転生者である超能力の霊感の具有者リクジン・カルマリンパ(14世紀?)によって感得・発掘されたとされる。

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