バードストライク

デジタル大辞泉 「バードストライク」の意味・読み・例文・類語

バード‐ストライク(bird strike)

飛行中の航空機が鳥と衝突する現象。特に、離着陸時に多発する。また、風力発電風車との衝突も知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「バードストライク」の解説

バードストライク

鳥が構造物にぶつかる事故総称で、主に航空機との衝突を指す。国土交通省によると、2016年は全国空港で計1626件起き、このうち羽田は182件で最多。米ニューヨークで09年1月、二つあるエンジンの両方に鳥を吸い込んで推力を失った旅客機ハドソン川不時着、乗客乗員155人全員が救出された事故など、深刻な事態に至ることもある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

知恵蔵mini 「バードストライク」の解説

バードストライク

野鳥人工物に衝突する事故のこと。特に離着陸時及び飛行中の航空機に衝突することを指す場合が多く、機体損傷を与えたり、ジェットエンジンに鳥が吸い込まれたりし、運航障害を与えることもある。成田国際空港では2013年度で115件のバードストライクが起こっている。また近年では、風力発電の拡大に伴い風車への衝突も多発しており、野鳥保護の観点からも問題視されているが、バードストライク全体に対し、決定的な対策法は見つかっていない。

(2014-6-27)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報