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パキスタン独立運動 パキスタンどくりつうんどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パキスタン独立運動
パキスタンどくりつうんどう

1940年頃から本格化した,パキスタン建国までの一連の動きをさす。インドがイギリスの支配下に入ってのち,ヒンドゥー教徒が国民会議派を通して政治改革を要求したのに対し,イスラム教徒は自己の地位の保証を求め,1906年ムスリム連盟を結成。第1次世界大戦後,会議派と連盟は短期間互いに接近したが,イギリス議会制度に基づく自治をインドに与えようとするイギリスの意図が明らかになるにつれ,イスラム教徒は多数派のヒンドゥー教徒に政治的に従属するのではないか,という危惧の念にかられた。彼らの指導者 M.ジンナーは,M.イクバールが 30年に提示したパキスタン建国案をもとに,イスラム教徒の分離国家の樹立を打出したが,この構想は 40年の連盟年次大会で正式に採択されて,パキスタン建国運動が開始された。 46年9月インド臨時政府が発足したが,ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の衝突が各地で続発したため,47年8月 15日インドとパキスタンは分離独立した。 (→インド独立運動 )  

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