デジタル大辞泉 「パスネット」の意味・読み・例文・類語 パスネット 《〈和〉pass+net》首都圏22社の私鉄・地下鉄・モノレールで使用できた磁気カード。また、その運用システム。自動券売機で切符を購入する際のプリペイドカードとして利用できるほか、自動改札機を通すと運賃が自動で精算される共通乗車券としての機能があった。商標名。[補説]平成12年(2000)に導入され、1000円、3000円、5000円の3種類が流通した。PASMOパスモなどの普及に伴い、平成27年(2015)3月廃止。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「パスネット」の解説 パスネット パスネット協議会に加盟する鉄道22社・局が発行していた磁気式プリペイドカード。事業者により「メトロカード」(東京地下鉄株式会社)、「とーぶカード」(東武鉄道株式会社)など名称は様々。2000年10月に販売が開始されたが、07年3月にサービス開始されたICカード乗車券「PASMO」の普及により、08年1月に販売終了となった。同年3月からは自動改札機における使用が終了し、カードの残額は全額払い戻し、または「PASMO」への移し替えがなされてきた。以後も、自動券売機でのきっぷ購入などは可能だったが、15年3月31日の終電をもって、すべての機器での使用が終了することとなった。また、カード残額の払い戻し終了は、2018年1月31日となっている。 (2014-12-17) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報