パズワンドオウル(英語表記)Pazvandoğlu

世界大百科事典 第2版の解説

パズワンドオウル【Pazvandoğlu】

1758‐1807
オスマン帝国,ブルガリア地方ビディンのアーヤーン(名望家)。18世紀初めイエニチェリ出身のパズワンド・アーを祖とする。しだいに有力となりセリム3世の〈ニザーミ・ジェディード(新制)〉に反対する。1795年ベオグラードのハジ・ムスタファ・パシャを攻撃し占領,97年反乱者として,オスマン軍の攻撃を受けるがこれを撃破し,ブルガリア,セルビア,ワラキアを支配する。ナポレオンのエジプト侵入によりオスマン軍の兵力がシリア方面に向けられたため半独立状態を保った。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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