ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パダン高原」の意味・わかりやすい解説 パダン高原パダンこうげんPadang インドネシア,スマトラ島中央西部の高地。バリサン山脈の一部で,パダンの背後に広がる。マラピ山 (2891m) をはじめ 2000m級の火山が散在し,シンカラク,マニンジャウなどの火口湖がある。住民はミナンカバウ族が多く,コーヒー,イネ,タバコなどが栽培される。多雨地帯であるが,涼しく,風光にも恵まれ,すぐれた観光保養地となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報