コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パッヒャー

百科事典マイペディアの解説

パッヒャー

ドイツの画家,彫刻家ドイツの後期ゴシックを代表する芸術家の一人で,荘重で精巧な木彫祭壇を残している。聖ウォルフガング聖堂の《マリアの祭壇》(1481年)はその翼部に描かれた絵とともに代表作とされている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

パッヒャー【Michael Pacher】

1435ころ‐98
ドイツの後期ゴシックの画家,彫刻家。おもにチロル地方で活動。彫刻家としては大規模な彩色木彫にすぐれる。ザンクト・ウォルフガング(オーストリア)の教会にある,全高4mに及ぶ祭壇彫刻(1481)は,《マリアの戴冠》を中心に多数の人物像(木彫)を配し,後期ゴシックの荘重な装飾性と人物像における自然主義的表現とが融合した傑作。画家としての代表作はノイシュティフト(オーストリア)の教会のために描かれた《教父の祭壇画》(1483)で,そのモニュメンタルな人物描写や建築表現に見られるすぐれた遠近法的効果は,同時代のイタリア絵画,特に北イタリアで活動したマンテーニャの影響をうかがわせる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android