パント(読み)ぱんと(その他表記)Sumitrānandan Pant

関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パント」の意味・わかりやすい解説

パント
ぱんと
Sumitrānandan Pant
(1900―1979)

インドヒンディー語詩人。ウッタル・プラデシュ州に生まれる。アラハバード大学に学ぶが、途中学業を放棄する。自然の美を歌い、ロマンチシズム文学運動の旗手として評価されるが、『時代の終焉(しゅうえん)』(1936)、『時代の声』(1939)、『村の女』(1940)で進歩主義文学運動に転身する。しかし1940年代以降はガンディー思想傾倒。また晩年にはオーロビンドの思想に傾斜し、精神世界に回帰した。

[田中敏雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のパントの言及

【ラグビー】より

…その地点で相手側ボールのスクラムとなる。ダイレクトタッチdirect touchキックやパント,またはキックオフのボールが直接タッチライン外に出ること。前2例の場合は,キックした地点からゴールラインに平行して延長されたタッチライン上から相手側ボールのラインアウトとなる。…

※「パント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む