ヒメヤママユ(その他表記)Caligula boisduvalii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒメヤママユ」の意味・わかりやすい解説

ヒメヤママユ
Caligula boisduvalii

鱗翅目ヤママユガ科。前翅長 41~52mm。全体黄褐色ないし赤褐色で,前後翅とも中央に赤褐色の眼状紋があり,その外縁は黒色で,中に白色三日月状部がある。前翅基部に赤褐色の三角紋があり,外半は広く赤褐色で後縁中央部に及ぶ。後翅も外縁は広く赤褐色。また前翅先端近くに小黒色斑がある。前後翅とも後角付近に白色斑がある。触角は雄では羽毛状,雌では短い櫛状。成虫は年1回,10~11月に出現する。幼虫クヌギナラケヤキカエデ,サクラ,ウメ,ナシなどの葉を食べる。本州,四国,九州に産するものは亜種 C. b. jonasiiといい,北海道およびシベリア東部に産するものは亜種 C. b. fallaxという。

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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ヒメヤママユ」の解説

ヒメヤママユ
学名:Caligula boisduvalii

種名 / ヒメヤママユ
目名科名 / チョウ目|ヤママユガ科
解説 / 卵で越冬します。
体の大きさ / (前ばねの長さ)45~58mm
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 10~11月
幼虫の食べ物 / ブナ、カエデなど

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