ヒューマンビートボックス(読み)ひゅーまんびーとぼっくす

デジタル大辞泉 の解説

ヒューマン‐ビートボックス(human beatbox)

ヒップホップ音楽のスクラッチパーカッションなどの音を、声や息の出し方でまねること。→ボイスパーカッション

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ヒューマンビートボックス
ひゅーまんびーとぼっくす

マイクだけを使い、レコードのスクラッチ、ドラム、ベース、リズムマシンなどの音を口や鼻からの声、息などによって再現してつくりあげる音楽の技法。human beat boxの頭文字をとってHBB、ビートボックス、ビートボクシングともいう。演者はヒューマンビートボクサー、ビートボクサーとよばれる。もともとはリズム・マシンやターンテーブルなど、DJプレイに必要な高価な機器類をもっていない若者が始めたものだが、マイケル・ジャクソンがライブやミュージック・ビデオのなかで洗練された技を披露し、世界的に人気が広がった。歌手がパフォーマンスとしてみせる程度のものであったが、しだいに高度化し、独立したパフォーマンスとして成立するようになった。

[編集部]

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