ヒューリスティックス(英語表記)heuristics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ヒューリスティックス」の解説

ヒューリスティックス
heuristics

常に正しい方法とはかぎらなくても問題解決に有効であると思われる経験的原理や方法。発見的方法,常識的方法ともいう。最終結果を得るまでの探索量を平均的に減少させるための原理や方法,あるいは試行錯誤的な推測によって問題を解く方法もヒューリスティックスである。たとえば,探索による問題解決を行なう場合,すべての状態をしらみつぶしに探索していたのでは処理量が膨大になって,すべての探索は不可能であることが多い。そのような場合に,与えられている問題についての固有の情報 (ヒューリスティック情報) を有効に利用して,途中で不要な部分の探索を中止する (枝刈り) などを行なうと,効率のよい探索が実現できる。このような探索をヒューリスティック探索 (発見的探索) という。

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世界大百科事典内のヒューリスティックスの言及

【発見法】より

…ヒューリスティックスheuristicsの訳語で,〈発見〉に資する思考法ないし技法をいう。発見には,〈事実の発見〉と〈概念の発見〉と〈法則の発見〉と〈理論の発見〉の四つの層が区別される。…

※「ヒューリスティックス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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