現代外国人名録2016 「ビクトルエリセ」の解説
ビクトル エリセ
Victor Erice
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1940年6月30日
- 出生地
- バスク地方カランサ
- 本名
- エリセ・アラス,ビクトル〈Erice Aras,Victor〉
- 学歴
- スペイン国立映画学校
- 受賞
- サンセバスチャン国際映画祭銀賞〔1969年〕「Los Desafios」,サンセバスチャン国際映画祭グランプリ〔1973年〕「ミツバチのささやき」,シカゴ国際映画祭シルバー・ヒューゴ特別賞「ミツバチのささやき」,スペイン映画批評家協会賞作品賞「ミツバチのささやき」,カンヌ国際映画祭審査員賞・国際映画批評家連盟賞(第45回)〔1992年〕「マルメロの陽光」
- 経歴
- 17歳でマドリードへ出て、大学で政治学を専攻しながら映画サークルに通う。1960年国立映画学校に入学。’63年監督資格を取得し、映画批評や脚本を手がけた後、’68年3人の監督によるオムニバス映画「Los Desafios(挿話)」の最終編で監督デビュー。’73年には「ミツバチのささやき」で長編劇映画デビュー、国内外で高い評価を受ける。寡作な作家で、他に「エルスール―南」(’83年)、「マルメロの陽光」(’92年)、オムニバス映画「10ミニッツ・オールダー」(2003年)がある。’93年2度目の来日。2006年溝口健二監督のシンポジウム出席のため来日。2011年東日本大震災を受けて製作された21本の短編映画作品「3・11 ア・センス・オブ・ホーム・フィルムズ」に参加、「アナ、3分」を撮る。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報