ビルフランシュシュルメール(その他表記)Villefranche-sur-Mer

デジタル大辞泉 の解説

ビルフランシュ‐シュルメール(Villefranche-sur-Mer)

フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の都市ニース東郊にある港町コートダジュールの観光保養地の一。古代ローマ時代より天然良港として知られ、18世紀にニースに港ができるまでは、海事上重要な港だった。18世紀に建てられたイタリアバロック風のサンミシェル教会、ジャン=コクトー壁画があるサンピエール礼拝堂などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ビルフランシュシュルメール
Villefranche-sur-Mer

フランス南東部,アルプマリティム県の港町。ニースのすぐ東,地中海に面した美しい保養地で,町は 14世紀に始り,16世紀にはサボイア公がここに砲塁を築いた。西側をモンボロン (178m) ,東側をフェラ岬で囲まれた静かな湾の奥にあり,特にフェラ岬は景勝地として知られる。人口 8123 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む