ピアソン記念館(読み)ぴあそんきねんかん

日本歴史地名大系 「ピアソン記念館」の解説

ピアソン記念館
ぴあそんきねんかん

[現在地名]北見市幸町七丁目

大正三年(一九一四)から昭和三年(一九二八)まで当地に滞在し、キリスト教伝道を行った米人宣教師G・P・ピアソン夫妻私邸。アメリカ人W・M・ヴォーリズの設計で、市域最初の西洋風住宅とされる。夫妻は大正三年に旭川から当地に移り、伝道を行い、野付牛のつけうし日本基督教会(現北見教会)設立を援助、同五年には遊廓設置阻止の運動に成功。また「略註付旧・新約聖書」の出版を行うなど文化面でも影響を残した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 野付牛 著書

事典 日本の地域遺産 「ピアソン記念館」の解説

ピアソン記念館

(北海道北見市幸町7-4-28)
北海道遺産指定の地域遺産。
アメリカ人宣教師G.P.ピアソン夫妻の私邸として1914(大正3)年に建てられた

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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