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ピアーズ Peter Pears

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世界大百科事典 第2版の解説

ピアーズ【Peter Pears】

1910‐86
イギリステノール歌手。ロンドンローヤル音楽カレッジに学び,その後BBC合唱団などに所属,1942年ロンドンでオペラ歌手としてデビュー。46年ブリテンの主催する〈イギリス・オペラ・グループ〉の設立に協力し,《アルバート・ヘリング》(1947)をはじめとするブリテンのオペラの初演を手がけた。48年にブリテンとともにオールドバラ音楽祭を設立し音楽祭監督を務める。明晰で器楽的な声質をもち,受難曲の福音史家ドイツリートの演奏でも賞賛を得ている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピアーズ
ぴあーず
Peter Pears
(1910―1986)

イギリスのテノール歌手。ロンドンの王立音楽院で学び、まず合唱団員として活動。1936年に作曲家ブリテンと知り合い、翌年以後彼の伴奏でしばしば演奏会を行う。42年ロンドンでオペラ歌手としてデビュー。45年にブリテンのオペラ『ピーター・グライムズ』の初演で一躍有名となり、翌年ブリテンのイギリス・オペラ・グループに参加した。それ以後ブリテンのもっとも優れた解釈者として、彼の声楽作品のほとんどで中心的役割を果たした。78年ナイトに叙位。[美山良夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のピアーズの言及

【オペラ】より

…R.シュトラウスの《エレクトラ》は,初演時に,エレクトラに予定された女性歌手が,その役がらの困難さのために出演を放棄するというスキャンダルを生んだ。他方,イギリスの20世紀のオペラを代表するブリテンは,名テノールのP.ピアーズを主役とし,彼の助言のもとに傑作を残した。ピアーズなしにはブリテンのオペラは成立しなかったであろうと言われるのも,そのためである。…

※「ピアーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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