ピナクル

デジタル大辞泉 「ピナクル」の意味・読み・例文・類語

ピナクル(pinnacle)

エギーユ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「ピナクル」の意味・読み・例文・類語

ピナクル

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] pinacle )
  2. 中世ヨーロッパ建築の屋根・塔・破風控壁(ひかえかべ)などの最上部にある小尖塔
  3. 尖塔のように先のとがった山の峰。〔登山技術(1939)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピナクル」の意味・わかりやすい解説

ピナクル
pinnacle

建築用語。小尖塔ともいう。ゴシック建築に用いられ,またそれを特色づけている塔状装飾 (→ミラノ大聖堂 ) 。バットレスの頂部や,飾り破風の両端につけられ,しばしば拳葉飾りを伴う。建築の垂直性を強調する要素

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ダイビング用語集 「ピナクル」の解説

ピナクル

ピナクルとは尖塔のことで、細長く、先が尖ったようになっている根をこう呼んでいる。

出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のピナクルの言及

【カルスト地形】より

… 一方,熱帯・亜熱帯の多雨地域のカルストでは,円錐状または塔状の石灰岩丘が群在する起伏の大きい特異な景観を表すところが多い。古生代の石灰岩分布地域のベトナムやマレー半島では,こうした石灰岩の残丘をピナクルpinnacleと呼び,第三紀の石灰岩の多い西インド諸島のキューバやプエルト・リコでは,ペピーノpepinoあるいは大型のものをモゴテスmogotesと呼んでいる。その高さは数十mから数百mに達するものもある。…

※「ピナクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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