ピレネーザトランティク県(読み)ピレネーザトランティク(その他表記)Pyrénées-Atlantiques

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ピレネーザトランティク〔県〕
ピレネーザトランティク
Pyrénées-Atlantiques

旧称 (1969まで) バスピレネー県 Basses Pyrénées。フランス南西部,アキテーヌ地域 (レジオン) の県。旧ベアルン州とガスコーニュ州の一部から成る。県都ポー。南はピレネー山脈を境にスペインと接し,西はビスケー湾に面する。南部はスペイン北東部とともにバスク地方に含まれ,独特の言語,風習をもつ。温暖な気候と肥沃な土地に恵まれ,低地ではトウモロコシ,ジャガイモ,ブドウ,リンゴが栽培され,谷間や山腹ではウシ,ニワトリの飼育が行われる。主要産業は観光だが,1951年ポー付近のラックで,世界有数の天然ガス田が発見され,ツールーズ,ナント,パリ,リヨンなどへガスを供給している。またこのガスを利用してアルミニウム肥料,プラスチック工業などが立地。オーボンヌ,オーショードなどの温泉があり,ビアリッツはバスク海岸沿いの保養地として有名。バイヨンヌ付近からは塩を産し,鉄山もある。面積 7645km2。人口 57万 8516 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む