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ファストファッション ふぁすとふぁっしょんfast fashion

知恵蔵の解説

ファストファッション

流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を、大量生産し、短いサイクルで販売するブランドやその業態のこと。安くて早い「ファストフード」になぞらえた造語。世界的不況の下、ファッション業界でも世界的規模で大手グローバルチェーンが寡占し、売り上げを伸ばしている。日本のブランドとしては、ユニクロ、g.u.、しまむら、海外ブランドではGAP(米国)、フォーエバー21(米国)、H&M(スウェーデン)、ZARA(スペイン)などが代表的。アパレルメーカーが直営店で売る製造小売りの販売形態をとることが多く、売り場は常に商品が更新されて新しさと安さをアピールする一方、商品からは短期間で消費者が離れる傾向がある。
日本ではデフレ不況と消費者の節約志向の中で注目を受け、日本経済新聞社が選ぶ2009年上期(1~6月)の日経MJヒット商品番付では、西の横綱に選出された(東の横綱は「インサイト(ホンダ)&プリウス(トヨタ自動車)」)。また、自由国民社の主催で「現代用語の基礎知識」(同社発行)が今年の世相を映した言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」においては、09年のトップ10に選出され、09年12月1日に行われた授賞式でファストファッションを着たモデルの益若つばさが受賞した。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ファストファッション

世界的なファッション業界の流行を素早く採り入れた新商品を、手頃な価格で大量に販売する衣料品ブランド。「早くて安い」ファストフードになぞらえて、こう呼ばれる。最近ではトップモデルや有名デザイナーと組んだ「高級感」の演出も。

(2010-10-05 朝日新聞 朝刊 2社会)

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