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ファロピオ Gabriele Falloppio

世界大百科事典 第2版の解説

ファロピオ【Gabriele Falloppio】

1523‐62
イタリアの解剖学者。フェラーラ大学に学び,フェラーラおよびピサ大学教授を経て,1551年M.R.コロンボの後任としてパドバ大学の解剖学・植物学教授となった。卵管,側頭骨顔面神経管に,解剖用語として,彼の名を残した。鼓索神経,三叉神経,舌咽神経,口蓋帆,眼球筋,脳血管,脊髄の頸部腰部腫大,腟,胎盤,性器などの解剖の記載が多い。研究成果は61年《解剖学観察Observationes anatomicae》にまとめられた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファロピオ

ファロピウス」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のファロピオの言及

【解剖学】より

…その後このようないきさつでパドバを中心に解剖学が急速に進歩することになる。エウスタキオ(耳管Eustachian tubeに名が残る),ファロピオ(卵管Falloppian tubeにその名が残る),ファブリキウス(アクアペンデンテの),アランティウスJ.C.Arantius(1530‐89),バロリオConstanzo Varolio(1543‐75)などつぎつぎと立派な解剖学者が生まれ多くの発見がなされた。ちなみに血液循環の原理を発見したハーベーはベサリウスの孫弟子であるファブリキウスの弟子にあたる。…

【組織学】より

…しかし,彼らは個別的に事物を観察しただけで,生体を構成する組織という認識には立っていない。ただ,それ以前の16世紀に,イタリアのパドバ大学教授で卵管(ファロピオ管)にその名の残るG.ファロピオは,まったく肉眼的観察だけで骨,軟骨,神経,靱帯,腱,皮膚,脈管(脈をうつ管),血管,骨髄,実質臓器などの組織に思いをはせている。 組織tissue(ドイツ語でGewebe)という概念をある程度体系的につくりあげたのは,18世紀末から19世紀初頭に活躍したフランスのM.F.X.ビシャーであった。…

【卵管】より

…分泌細胞の分泌物はpH7~8で,各種の必須アミノ酸とかなりの量の乳酸を含むが,グルコースやフルクトースは少ない。発見者はイタリアの解剖学者G.ファロピオで,彼の名にちなんで〈ファロピウスの管Fallopian tube〉と呼ぶこともある。【藤田 尚男】
[卵管の病気と検査]
 卵管の病気には,発育不全や奇形のほか,卵管炎,卵管妊娠,腫瘤や腫瘍などがある。…

※「ファロピオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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