フォルモサ(読み)ふぉるもさ(その他表記)Formosa

翻訳|Formosa

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フォルモサ」の意味・わかりやすい解説

フォルモサ
ふぉるもさ
Formosa

アルゼンチン北部、フォルモサ州州都。ブエノス・アイレスの北方950キロメートル、パラグアイ川沿岸に位置する。都市圏人口20万8623(2001)。周辺地域のタバコサトウキビ綿花、ケブラチョ、タンニンなど農牧林産品の集散地で、先住民人口が多い。19世紀後半まで先住民征圧戦が展開され、その後積極的な入植政策が実施されたが、開発は遅れている。

[今井圭子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォルモサ」の意味・わかりやすい解説

フォルモサ
Formosa

アルゼンチン北部,フォルモサ州の州都。パラグアイとの国境をなすパラグアイ川の西岸にある河港都市で,背後の農業地帯に産する肉牛,綿花,米,サトウキビ,タバコなどを集散,加工する。北北東約 100kmにあるパラグアイの首都アスンシオンからブエノスアイレスへ通じる幹線道路が通り,州を横断してアンデス山麓へ延びる鉄道,道路の起点となっている。人口 16万 5700 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む