フランセスカッティ

百科事典マイペディアの解説

フランセスカッティ

フランスのバイオリン奏者。フランチェスカッティともいう。マルセイユ生れ。パガニーニ孫弟子にあたる父に3歳から学び,早熟な才能を発揮。パリでティボーに師事し,M.ラベル知遇を得る。1925年パリにデビューし,欧米各地に楽旅して名声を高めた。第2次世界大戦後はニューヨークに居を定め,ピアノ奏者カザドシュなどと共演。澄んだ音色と洗練されたスタイルで知られ,ロマン派の協奏曲やフランス近代の作品に名演を残している。

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世界大百科事典 第2版の解説

フランセスカッティ【Zino Francescatti】

1902‐91
フランスのバイオリン奏者。本名はルネRené F.。フランチェスカッティともいう。パリでJ.ティボーに師事。1926年M.ラベルとともにイギリスを訪れ二重奏を演奏した。その後,美しい音色と洗練された抒情性をたたえた演奏は,欧米各地や南米で大成功をおさめた。第2次大戦後はニューヨークに居を定め,名ピアニストR.カサドシュとのソナタ活動を定期的に催すなど,精力的な活動を行った。その後スイスに移った。パガニーニからプロコフィエフにいたるまでの難曲といわれる協奏曲の優れた演奏を多くのレコードに録音している。

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