フリース反応(読み)フリースはんのう(その他表記)Fries reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリース反応」の意味・わかりやすい解説

フリース反応
フリースはんのう
Fries reaction

K.フリースによって 1908年に見出されたオルトまたはパラアシルフェノール類の合成法。フェノール類のアシルエステルが,塩化アルミニウムまたは塩化亜鉛などのルイス酸作用によって,オルトまたはパラ位置に転位し,オルトまたはパラアシルフェノール類を生成する反応である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む