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フルダ Fulda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フルダ
Fulda

ドイツ中部,ヘッセン州の都市。フランクフルトアムマインの北東約 90km,フルダ川にのぞみ,宗教都市として知られる。聖ボニファチウスの弟子によって 744年に建設された修道院を中心に発展。大聖堂 (1704~12) に聖ボニファチウスの墓があり,聖ミヒャエル聖堂 (820~822) とともに町の象徴をなし,参詣者が多い。また,カトリックの司教会議やプロテスタントの教会会議も毎年開催される。 1157年都市権獲得。非戦災都市で市街には旧観が残っており,修道院のほか,司教館 (1707。現市庁舎) ,アドルフセック城 (30~50) などがある。特産品にはレインコート,タイヤ,エナメル細工などがある。人口5万 6289 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

フルダ(Fulda)

ドイツ中部、ヘッセン州の都市。744年、ドイツ最古のベネディクト修道会修道院が創設され、中世にはドイツのキリスト教化の中心的役割を担った。ドイツの守護聖人ボニファチウスの墓がある大聖堂や市宮殿をはじめ、バロック様式の歴史的建造物が数多く残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

フルダ【Fulda】

ドイツ中部,ヘッセン州の都市。人口5万6400(1983)。繊維産業,ゴム製品生産が行われる。ウェーザー川支流のフルダ川が流れる。歴史は古く,ゲルマン人のキリスト教化のためにボニファティウスが8世紀中葉に建てたベネディクト会修道院(フルダ修道院)が中心になって発展した。今日の大聖堂St.Salvator und Bonifatiusは,それまでの修道院教会のあとに,1704‐12年ヨハン・ディーンツェンホーファーがイタリアのバロック建築を手本にして造営したもの。

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