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ブラディミレスク ブラディミレスクVladimirescu, Tudor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブラディミレスク
Vladimirescu, Tudor

[生]1780. ワラキアゴルジュ
[没]1821.6.7. トゥルゴビシュテ
ルーマニアの民族蜂起指導者。ワラキアの自由農民の家庭に生れた。 1806~12年露土戦争ロシア軍側で参戦,農民軍の部隊長。ヘテリア蜂起を好機とみて挙兵,ルーマニア人の権利拡大を目指した。農民兵の離反,貴族層との対立の結果裏切りにあい,殺害された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブラディミレスク【Tudor Vladimirescu】

1780ころ‐1821
1821年のワラキア反乱の指導者。ルーマニアのワラキア地方西部(オルテニア地方)のブラディミリ村の生れ。自由農民の出身であるが,家畜の売買や土地の貸付などで資産を築き,小さな所領をももった。この地方に発達していたパンドゥリ(自衛のための農民兵)組織に入り,1806‐12年の露土戦争にはパンドゥリの義軍兵を率いてロシア軍に編入され,オスマン軍との戦いで功績をあげた。14年オデッサで設立され,反オスマン蜂起を準備していたギリシア人秘密結社エテリアと接触を保ち,21年1月ブカレストを出発してオルテニアへ向かい,そこで蜂起宣言を発表したが,パンドゥリをはじめ数千の農民がこれに加わった。

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