ブルーヘスペロンキンダイ(読み)ぶるーへすぺろんきんだい

事典 日本の大学ブランド商品 の解説

ブルーヘスペロンキンダイ

[医療・健康]
近畿大学(大阪府東大阪市)の大学ブランド。
温州みかん由来のポリフェノールを配合した栄養機能食品(ビタミンC、β-カロテン)。薬学部を中心とするかんきつ類薬用研究開発プロジェクトチームが連携し、それぞれの分野の知的財産を結集させて研究開発・商品化された。青い時期の早摘み温州みかんにはポリフェノールの一種、ヘスペリジン・ナリルチンが多量に含まれる。プロジェクトチームを母体として誕生した近畿大学発のベンチャー企業である株式会社ア・ファーマ近大(大阪市中央区)は和歌山県有田郡の農家とともに近大青みかん組合を設立し、青みかんの有用成分の含有量が最も高い時期に収穫。まるごと1個を独自の手法によって加工し、製品化させることに成功した。内容量は62.1g(230mg×270粒)。価格は、3600円(税込)。株式会社ア・ファーマ近大取り扱い。なお、「ブルーヘスペロン」は、2004(平成16)年8月に商標登録済(第4796194号)。権利者は、学校法人近畿大学。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

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