ブロムホフ(その他表記)Blomhoff, Jan Cock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブロムホフ」の意味・わかりやすい解説

ブロムホフ
Blomhoff, Jan Cock

[生]1779.8.5.
[没]1853.10.13.
オランダの長崎出島商館長。 1804年荷倉役として出島に着任,11年ナポレオン戦争のためイギリス治下におかれたバタビア総督 T.ラッフルズが 13年に前商館長ワルデナールを派遣して出島商館の接収を迫ると,商館長 H.ドゥフを助けてこれを退け,次いでイギリス当局と折衝のためバタビアにおもむき捕えられてイギリスに送られた。オランダ独立回復後,16年ジャワに戻り,翌年出島におもむきドゥフの後任となり,23年まで在勤した。在任中,18,22年の2度,江戸参府を行なった。 17年着任の際家族を伴い,その入国を拒まれたが,外国婦人の姿を見た川原慶賀らは家族を写生した。ブロムホフ家旧蔵文書はオランダ国立中央文書館にある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ブロムホフ」の解説

ブロムホフ Blomhoff, Jan Cock

ブロンホフ

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