精選版 日本国語大辞典 「ブンゼン電池」の意味・読み・例文・類語 ブンゼン‐でんち【ブンゼン電池】 〘 名詞 〙 濃硝酸中に炭素棒(正極)を置き、素焼の筒で隔てた希硫酸中に亜鉛(負極)を置いた一次電池。一・九五ボルト程度の電圧がある。〔舶来語便覧(1912)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブンゼン電池」の意味・わかりやすい解説 ブンゼン電池ブンゼンでんちBunsen cell 1841年ドイツの化学者 R.ブンゼンが発明した一次電池。起電力は約 2V。硫酸に亜鉛を浸した陰極側と,硝酸に炭素を浸した陽極側とが素焼きの板をはさんで組合わされている。自己放電が多く,取扱いが不便なので,現在はあまり用いられない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by