ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プレシオジテ」の意味・わかりやすい解説
プレシオジテ
préciosité
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…フロンドの乱(1648‐53)のころには政治サロンも開かれたが,以後はスキュデリー嬢のサロンを中心に,フランス語の洗練に主力が注がれた。それが行き過ぎ,あまりにも気取った表現が乱用されたので(このような気取りをプレシオジテpréciositéと呼ぶ),モリエールらの嘲笑を招く結果にもなった(《プレシューズ(才女気取り)》など)。この時期には,パリをまねた地方都市のサロンも多くなった。…
※「プレシオジテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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