ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランブイエ侯爵夫人」の意味・わかりやすい解説
ランブイエ侯爵夫人
ランブイエこうしゃくふじん
Rambouillet, Catherine de Vivonne, Marquise de
[没]1665.12.27. パリ
フランスの文芸庇護者。父はローマ駐在大使で,母はイタリア貴族。 1610年頃からパリ,サン=トマ・デュ・ルーブル街の自宅の「青い部屋」で開いたサロンには,マレルブ,シャプラン,セビニェ夫人,ラファイエット夫人ら当時の社交界,文学界の重要人物がほとんど集り,新作の朗読など種々の文化的催しが行われ,洗練された趣味の普及やフランス語の純化に大きく貢献した。 (→プレシオジテ )
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