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プロシア一般ラント法 プロシアいっぱんラントほうAllgemeines Landrecht für die preussischen Staaten

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロシア一般ラント法
プロシアいっぱんラントほう
Allgemeines Landrecht für die preussischen Staaten

フリードリヒ大王のもとで J.カルマー,C.スアレツ,E.クラインらの人々によって編纂されたプロシア法典。 1794年施行。この法典は,大王の啓蒙主義的な自然法思想に基づいて,国家構造の全体を包括的に規定した広大な法文化の表現となっている。その意味において,自然法に立脚して,国家建設の指導像を与えたものといわれる。地方法や都市法の補充法とされたが,次第に一次的適用をみるにいたった。約2万条という詳細,かつ膨大な規定から成るこの法典は,それゆえに過大な適用範囲を要求する結果となり,裁判官の法創造を禁止し,法学の創造力を抑圧することになった。内容はローマ市民法から出発し,C.ウォルフや S.プーフェンドルフ的自然法の体系とドイツ固有法を総合した大法典である。 1900年1月1日のB G B (ドイツ民法典) 施行後は,その適用はまったく例外的となった。

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