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プースール Henri Pousseur

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世界大百科事典 第2版の解説

プースール【Henri Pousseur】

1929‐
ベルギーの作曲家。リエージュブリュッセルの音楽院で学ぶ。1958年ブリュッセル放送局に電子音楽スタジオを創設。初期はA.ウェーベルン十二音技法から強く影響を受け《ウェーベルンの思い出のための五重奏曲》(1955),電子音楽《スカンビ》(1957)など,ミュジック・セリエルの厳密な構造をもった作品を生み出した。その後,偶然性を取り込み,M.ビュトールの台本による5幕のオペラあなたファウスト》(1967)では,劇の進行を聴衆の投票によって進めていくという方法がとられ,大きな話題となった。

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世界大百科事典内のプースールの言及

【コラージュ】より

…それに弦楽器のグリッサンドなどの現代的な手法を重ねたりして,集積し,コラージュしながら,原曲をまったく異なった世界へとかたちづくる。プースールとアンチ・ロマンの作家ビュトールの協作によるオペラ《あなたのファウスト》(1967)では〈ただの1音といえども引用によらないものはない〉(作曲者)といわれ,コラージュ・オペラと呼んでいいものだろう。モーツァルト,モンテベルディ,グルック,ビゼー,ベルディ,ワーグナーらの古典曲から,ウェーベルン,ブーレーズらの現代曲にいたるまで,多様な引用によるコラージュ形式のオペラを試みている。…

【ベルギー】より

…1921年にコラールPaul Collaer(1891‐ )によって設立されたプロ・アルテ演奏会が他国のさまざまな現代音楽を積極的に紹介,これに啓発された音楽家は多い。1958年,プースールがブリュッセルに電子音楽スタジオを開設,この方向の活動もめざましい。このほか,1960年代からの古楽復興活動は注目に値する。…

※「プースール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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