ヘビ類(読み)ヘビるい(その他表記)Serpentes; snake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘビ類」の意味・わかりやすい解説

ヘビ類
ヘビるい
Serpentes; snake

トカゲ目ヘビ亜目に属する動物の総称。体は細長く,鱗でおおわれ,四肢は退化し,わずかに後肢が痕跡的にみられる場合があるにすぎない。まぶた,耳孔もない。最も大型のものはニシキヘビアナコンダの仲間で体長 5mをこえる。最小のものはメクラヘビの仲間で体長 15cm内外である。またコブラ科 (アマガサヘビエラブウミヘビキングコブラサンゴヘビなど) ,ウミヘビ科 (セグロウミヘビなど) ,クサリヘビ科 (ハブマムシガブーンバイパーなど) のものは溝牙あるいは管牙をもち,強力な毒をもつものが少くない。普通 10科ぐらいに分類され,世界で 3000種ほどが知られている。

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