ヘリコン山(読み)ヘリコンサン(その他表記)Helikon

関連語 Helikōn

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘリコン山」の意味・わかりやすい解説

ヘリコン山
へりこんさん
Helikon

ギリシアのボイオティアからフォキス地方にまたがる連山。最高峰は約1750メートル。古代には薬草の産地として知られ、ゼウスポセイドンの聖所もあったが、それらにもまして、詩と音楽の女神であるミューズたちの住む山として名高い。この山の南麓(なんろく)にあるアスクラに生まれたヘシオドスは、ミューズたちから霊感を受けて詩人となったが、ミューズの森の下にあるアガニッペの泉の水を飲んだ者も、詩的霊感を得るとされた。女流詩人コリンナの詩の断片は、ヘリコン山がキタイロン山と歌を競って敗れたという伝説を伝えている。

[中務哲郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘリコン山」の意味・わかりやすい解説

ヘリコン山
ヘリコンさん

「エリコン山」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む