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ヘルニア嵌頓との鑑別が必要な病気 へるにあかんとんとのかんべつがひつようなびょうき

家庭医学館の解説

へるにあかんとんとのかんべつがひつようなびょうき【ヘルニア嵌頓との鑑別が必要な病気】

 ヘルニア嵌頓の症状は、初めは鼠径部(そけいぶ)の腫瘤(しゅりゅう)、痛み、嘔吐(おうと)ですが、時間が経過すると局部に赤みや浮腫(ふしゅ)(むくみ)が現われます。そこで、これらの症状を示すほかの病気との鑑別が必要になります。
 鼠径部や陰嚢(いんのう)の腫瘤は、精索水瘤(せいさくすいりゅう)、ヌック管嚢腫(かんのうしゅ)、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)、精巣水瘤(せいそうすいりゅう)(陰嚢水瘤(いんのうすいりゅう))、停留精巣(ていりゅうせいそう)(停留睾丸(ていりゅうこうがん))などでもみられます。精索静脈瘤を除いて、これらの病気に痛みはふつうありません。
 精巣水瘤は、陰嚢の裏から懐中電灯を当てると光が通過して腫瘤が明るくみえます。
 鼠径部や陰嚢の腫(は)れに赤みや浮腫がともなう場合は、化膿性(かのうせい)リンパ節炎(せつえん)、精巣捻転(せいそうねんてん)(睾丸(こうがん)捻転)、精巣炎(せいそうえん)(睾丸炎)、精巣上体炎(せいそうじょうたいえん)(副睾丸炎(ふくこうがんえん))などと区別する必要があります。
 これらの鑑別は簡単ではありません。必ず専門医の診察を受けてください。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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