ベジ・ファースト(読み)べじふぁーすと

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベジ・ファースト
べじふぁーすと

食事の際に最初に野菜を食べ、タンパク質や糖質をそのあとに順次摂取することで、余分な糖質や脂質の吸収をコントロールし、肥満や糖尿病など生活習慣病の予防効果が期待できるとする食事法。ベジはベジタブル(野菜)の略である。野菜に限らずキノコや海藻、納豆や山芋などの食物に含まれる食物繊維は、その消化の過程で糖質の吸収が緩やかとなり、血糖値の上昇が抑えられる。それにより、摂取しすぎた糖質を脂肪細胞に取り込もうと働く、過剰なインスリン分泌が抑制され、脂肪の吸収が妨げられる。また、食物繊維は老化タンパク質ともよばれるAGE(終末糖化産物。糖質の急激な摂取による血糖値の上昇や加齢によって増加し、糖尿病に伴う血管病変形成などに関与し、老化を促進させる物質)の吸収を妨げ排出を促す作用もあり、組織の老化を防ぐアンチ・エイジングや、脳梗塞(こうそく)、心筋梗塞の予防にも一役かうとされる。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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