ベニバナツメクサ(紅花詰草)(読み)ベニバナツメクサ(英語表記)Trifolium incarnatum; crimson clover

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ベニバナツメクサ(紅花詰草)
ベニバナツメクサ
Trifolium incarnatum; crimson clover

マメ科一年草ヨーロッパに自生するクローバーの1種で,欧米では牧草などに利用される。日本では当初,切り花としてストロベリーキャンドルの名で広まり,花壇などでも栽培されるようになった。3出複葉が互生し,茎頂にキャンドルの炎を思わせる紅色穂状花序をつける。白花品種もある。草丈はふつう 50~90cmであるが,矮性品種もある。日当りのよい環境を好み,じょうぶで育てやすい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android