ベンチュリ効果(読み)ベンチュリコウカ

デジタル大辞泉 「ベンチュリ効果」の意味・読み・例文・類語

ベンチュリ‐こうか〔‐カウクワ〕【ベンチュリ効果】

流体力学の効果の一。流体の流れの断面積を狭めて流速を増加させると、圧力が低い部分が作り出される現象のこと。流量一定にした場合のベルヌーイの定理から導かれる。流量を測定するベンチュリメーター、車のエンジンキャブレター霧吹きなどに応用されている。名称イタリアの物理学者G=B=ベンチュリに由来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android