ベーラム

精選版 日本国語大辞典 「ベーラム」の意味・読み・例文・類語

ベー‐ラム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] bay rum ) 西インド諸島産の月桂樹の葉をラム酒に漬け、蒸留して作ったヘアローションや香水。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
    1. [初出の実例]「ベエラムの匂ひとブラッシュとで髪の毛を整理すると」(出典:混血児ジョオヂ(1931)〈浅原六朗〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ベーラム」の意味・わかりやすい解説

ベーラム

無油性の頭髪用化粧料。俗にふけ取香水とも。もとは西インド諸島産のフトモモ科の低木ピメンタアクリスの葉をラム酒に浸したもので,皮膚病予防薬とされた。特有の芳香から頭髪料に改良され,現在はアルコールに葉から採るベー油を溶解して作る。
→関連項目整髪料ローション

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む