ペテルゴフ大宮殿(読み)ペテルゴフダイキュウデン

デジタル大辞泉 「ペテルゴフ大宮殿」の意味・読み・例文・類語

ペテルゴフ‐だいきゅうでん【ペテルゴフ大宮殿】

Bol'shoy Petergofskiy dvoretsБольшой Петергофский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市ペテルゴフにある宮殿。18世紀にピョートル1世が夏の離宮建造。その後、エリザベータ女帝がイタリア人建築家バルトロメオ=ラストレッリに改築を命じ、現在見られる3階建てのバロック様式の宮殿になった。フィンランド湾に面する北側には、宮殿前の階段状のテラスを利用した大滝と「下の公園」があり、南側には多数の噴水群があるフランス式の「上の庭園」が広がる。1990年、ペテルゴフ大宮殿とその庭園は「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。ペテルゴフ宮殿。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android